プログラムレポート
オリジナルフォーク作り 講座の様子(2023年8月15日開催)
公開日:2023年08月18日
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しごと・ものづくり講座
8月15日は、小野銅工店の小野裕康先生にご協力いただき、真鍮(しんちゅう)のオリジナルフォーク作りの講座を開催しました。
最初に食べるときに口に入る部分を叩いて硬くしていきました。
金属には叩くと硬くなる性質があるので、金づちで叩いて強くしていきます。
金づちを持つのに慣れていないため、最初は叩く時の力の入れ方がわからなかった子もいましたが、だんだんと力強く叩けるようになっていきました。
次に金づちの種類を変えて丸みをつけていきます。台の窪みをうまく使って叩いていきます。こうすることで食べやすいフォークになります。
そして自分の名前のアルファベットを刻印していきます。
柄の短い金づちに持ちかえて慎重に叩きます。最初はアルミの板で練習しました。
低学年の方にはローマ字の勉強にもなりましたね。真鍮はアルミより硬くて滑るのでなかなか難しかったですね。
名前が刻印できたら、持ちやすいようにフォークの反対側から土台のくぼみに合わせて叩いていきます。
だんだんと持ちやすいフォークになっていきました。
曲がりすぎた場合は、先生が整えてくれました。
最後はやすりがけをします。
角がギザギザしていたり、とがっていたりすると使ったときに口の中が痛いので念入りに磨いていきます。
仕上げに細かいやすりを全体にかけたら完成です!
ピカピカと輝いています!とても素敵なフォークが完成しました。
お手入れをしながら使えば一生使えるそうですので、大切に使ってくださいね。
参加してくれたみなさま、ありがとうございました!