プログラムレポート
パステルTシャツを作ろう! 講座の様子(2023年4月29日開催)
公開日:2023年05月02日
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しごと・ものづくり講座
4月29日はho’oponoの牧田真実先生にご協力いただいて、真っ白なTシャツを染めて自分だけのTシャツを作る講座を開催しました。
皆さんは「タイダイ染め」を知っていますか?
英語でタイは「Tie=絞る・縛る」、ダイは「Dye=染める」という意味です。
つまり、布を色々な絞り方で絞ったり、縛ったりして染めることで色々な模様を作る染色の手法なんですね。
早速皆さんに、真っ白なTシャツが配られました。
綿100%のTシャツを使います。
この真っ白なTシャツに、色々な絞り方、染め方で模様を作ろうというわけです。
先生が、色々な絞り方を教えてくれました。
花火のようにするには中にビー玉を入れて、そこを中心に長く縛っていきます。
縛ったところが長くなればなるほど、大きな花火のような模様になります。
どうなっちゃうのかな!?
ぐるぐる模様は真ん中を決めて渦巻きを作るようにくるくると折りたたんでまとめます。
まとめるとこんな感じになります。
山折り谷折りを繰り返して、蛇腹折りをして染めるとこんな模様になります。
しっかり折りたたんで、輪ゴムで縛りましょう。
皆さん一生懸命ビー玉やボールを中に入れて縛ったり、折りたたんだりしました。
そしてもう1つ、先生が染め方を教えてくれました。
先生が今日来ているようなまだら模様にするには、ボールを使ったり、きれいに折りたたんだりするようなことはしません。
均等にぐしゃぐしゃにして輪ゴムでまとめます。
広い面が外に出ないように「しっかりぐしゃぐしゃにする」のがコツです。
縛り終わったら、しばらくお水につけて染料がしみ込みやすい状態にします。
しっかりお水につかったら、いよいよ染める作業です。
皆さん手袋をしっかりして、準備をします。
先生からお水につけたTシャツを受け取ったら、染めるテーブルまで運びます。
しっかりと染める方法を先生が教えてくれました。
輪ゴムで縛ったところや折りたたんだひだひだの奥までしっかりと染料をかけて色をつけることが大切です。
どんな風になるか想像しながら、染料をかけて染めていきます。
今回は春らしい6色の染料を用意してくれました。
ライトグリーンと書いてあるボトルには暗い緑の染料が入っていますが、染めあがるとちゃんと淡い緑色になるそうです。
不思議ですね。
しっかりと染料がいきわたるように、先生に見てもらいながら頑張りました。
さあ、どんな風に染め上がるかな?楽しみですね!
しっかり染料をかけることが出来たら、先生が1日置いてしっかり染料をしみ込ませます。
そのあと、色止め剤を使って色が落ちないようにして、皆さんのおうちに郵送してくれます。
5月2日に先生から出来上がりの連絡がありました!
皆さん思い思いの、世界で1つだけのTシャツが出来上がりました!
大切に使ってくださいね!
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