プログラムレポート
歩測に挑戦! プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2023年3月23日開催)
公開日:2023年03月24日
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こどもバザール
3月20日は、プロからまなぶとくべつなおしごと「歩測のおしごと」を開催しました。
講師はMASの川﨑蒼士先生です。
※MAS(ま・あ・るアシスタントスタッフ)とは、こども店長OB・OGである18歳以上のアシスタントスタッフのことです。
▼こちらより下の記事は、川﨑蒼士先生が当日の様子をまとめてくれました!
歩測って知っていますか?
文字のとおりですが“歩いて測る”ことです。
まずは歩測の歴史について説明します。歴史上の偉人である伊能忠敬も歩測を利用して日本地図(伊能図)を書いたそうです!
当時の測量技術では今の地図と誤差が出てしまいますが、現代の伊能忠敬が日本を歩いたら正確な地図が作れるかも!?
“歩幅を測る”ために必要な、長さの単位についても説明します。
日本ではメートルが使われますが、アメリカではヤードが使われており、日本でもゴルフなどで見受けられます。
事前の知識がついたところで、いよいよ、実際に自分の1歩がどのぐらいの幅になるのか測ります。
「いつも歩くかんじだよ~」と言っても、気持ち大きな一歩になってしまいますね。
自分の一歩を確認したら、床にひかれた線から線の距離を歩いて測ります。何歩で行けるのか、歩数を数えながら進みます。
「自分の1歩の幅×歩数」を計算して、線から線までの距離を出します。
いよいよ測定!実際に線から線まではどのぐらいあったでしょうか?
650cmほどでした。644cmはかなり近いですね!!
線と線の正確な距離を伝えてから、もう一度、普段の歩幅で歩いてみます。距離から歩数を割って、いつもの歩く歩幅をみちびきだしてみました。
最初の歩幅と計算した歩幅ではほぼ全員差があったことから、最初に「自分の一歩」を測るときに普段の歩幅よりも小さかったり大きかったりしたことが誤差に繋がったことがわかりました。
「歩測って何?」と言いながら来てくれた社員さんたちが、終わってから「歩測の意味がわかった!」「むずかしかったけど、たのしかった!」と言って帰る姿が印象的でした。実際に身体を動かして体験して、学びにつながったように感じます。歩幅は普段気にしている人は少ないと思います。このとくべつなおしごとの経験が将来の仕事で役に立てば幸いです。
以上、MAS川﨑蒼士でした。
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この記事は、講師をつとめてくれたMASの蒼士くんが書いてくれました。蒼士くん、ありがとう!!
そして、蒼士くんと同級生のけいいちろうくん(MAS)が「歩測のおしごと」をサポートしてくれました。とても助かりました!!