プログラムレポート
ティッシュケース作り 講座の様子(2022年12月3日開催)
公開日:2022年12月03日
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しごと・ものづくり講座
12月3日は、辻村和服専門学校の学生の皆様の協力で和裁体験講座を開催しました。
辻村和服専門学校は、全国でもめずらしい「和裁士」を目指すための学校です。
和裁士とは、和服を作ったり、お直ししたりする仕事をする人のことです。
洋服の裁縫をすることを「洋裁」と言うのに対し、和服の裁縫をすることと「和裁」と言います。
浴衣や着物が何で出来ているのか、どのような違いがあるのかについても丁寧に説明をしてくれました。
そして、プロの技「運針」の実演をしてもらいました。
針を固定させ、針先は縫い目の大きさ分だけ出ている状態のままにし、布だけを動かして縫っていきます。
とてもスピーディな動作であるものの、縫い目はとても細かく仕上がりもきれいです。
ついつい見入ってしまいました。
訓練の賜物ですね。
皆さんには、着物型のティッシュケース作りにチャレンジしてもらいます。
はじめに、好きな布を1枚選びます。
次に、着物の襟となる布を選びます。
今回初めて針を使うという方もいましたが、学生のみなさんが丁寧に教えてくれましたよ。
慎重に縫いながら、ところどころ学生の皆さんがフォローをしてくれました。
針仕事をするみんなの真剣な表情が良いですね。
襟の向きに気を付けながら、最後まで丁寧に縫いあげます。
仕上げにアイロンをかけます。
生地を裏返して完成です。
とても素敵な着物型のティッシュケースを作ることが出来ました。
是非、お家の方やお友達に自慢してみてくださいね。
1時間程かけて、手縫いで最後まで作ることが出来ました。
次回は何がつくれるかな。
次回開催もおたのしみに。