プログラムレポート
ミニロボプログラミング 講座の様子(2022年8月18日開催)
公開日:2022年08月23日
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しごと・ものづくり講座
8月18日は株式会社アイエイアイ様のご協力で、ミニロボプログラミングの講座を開催しました。
8月1日にもミニロボプログラミングの講座を行いましたが、今回は簡単な「ビジュアルプログラミング」を使ったプログラムの講座です。
▼8月1日の中高生向け講座の様子はこちらからどうぞ。
株式会社アイエイアイでは、人の代わりにお仕事をするロボット、産業機械を作っています。
ロボットにお仕事をやってもらうことで、人間は人間にしか出来ない、他の仕事をする時間が出来るというわけですね。
では先生からの質問です。
「お家の中にはどのくらいプログラムで動いているものがあるでしょうか?」
「開けっ放しを教えてくれる冷蔵庫」や「電話やメールが来ているのを、音や光でお知らせするスマートフォン」や「自分で充電器まで戻ってくるロボット掃除機」などなど、色々ありますね。
皆さんもお家で数えてみると面白いかも知れませんね。
プログラミングを始める前に、先生が大事なことを1つ教えてくれました。
それは、「ロボットは人間がプログラミングした通り動く」ということです。
これは、「ロボットは人間がプログラミングしたことしか出来ない」という意味でもあります。
人間がロボットにして欲しいことをきちんと考えて、きちんとしたプログラムを作らないと、ロボットは人間が思った通りの動きをすることはないということです。
今回使うプログラム用のミニロボも、前進する時間やカーブする向きや時間、キックするタイミングなど、きちんと考えてプログラムを作らないと思った通りには動きません。
今回は、ミニロボに何をさせるかがイラストで描いてあるカードを並べていく「ビジュアルプログラミング」ツールを使ってプログラムを作ります。
出来上がったプログラムは、「やってみるボタン」で読み込まれて、送信機からロボットに発信されます。
いつものミニロボは自分でハンドルやアクセルトリガー、キックボタンを操作しますが、今回は全部プログラムで動かします。
まずは簡単なプログラムから始めてみましょう。
真っすぐ進んで、ボールパッドをシュートさせます。
何秒走らせれば、2マス分進むのか。キックをしたらきちんとロボットが止まるか。
プログラムの絵や数値をしっかり確認しながら、プログラミングしていきます。
基本のプログラムが出来たら、先生から4つの課題が出題されました。
ひとつひとつ順番に、クリアしていきます。
カーブをしてシュートをさせるために、「何秒回転させれば、90度ピッタリになるのか」を何度もトライして確認しましたね。
きれいに回転させる方法が分かれば、左に右にとクランク移動をしてシュートさせることも簡単に出来ちゃいますね!
「何秒走るとどのくらい進むか」「何秒回転させるとどのくらい回転するか」4つの課題をクリアしながら、確認できました。
距離と角度が分かると、皆さんスイスイと4つの課題がクリアできました。
見事、4つの課題がクリア出来たら後半戦です。
後半では、「自由課題」にチャレンジしました。
「自由課題」のルールが先生から発表されました。
そして、どんな課題にするかの例も教えてくれました。
前半で使わなかった「ループ」を使ってみたり、4つの課題よりももっと難しいコースにしてみたりと、色々と工夫をして、相談しながら課題を考えました。
課題が決まったら、クリアするためのプログラムを作ります。
「ループ」を使って8の字走行をする課題、フィールドの途中にあるボールパックを回収してシュートする課題、紙コップの間を縫ってシュートする課題など、どのチームもそれぞれ違った課題を作ってチャレンジしていました。
何度も何度も時間の微調整を繰り返しながら、面白いプログラムをチームごとに作っていきます。
良いプログラムが出来たら、先生がみんなを集めてお披露目会をしました。
どのチームもそれぞれに、素晴らしいプログラムが出来ていましたよ!
またの開催をお楽しみに!