プログラムレポート
スプリンギンを楽しもう! 講座の様子(2022年7月19日21日開催)
公開日:2022年07月24日
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しごと・ものづくり講座
7月19日と21日は、Springin’(スプリンギン)を使ったゲーム作りの講座を開催しました。
Springin’は文字を使わず直感的な操作で、オリジナルゲームや絵本などが作れる創造的プログラミングアプリです。
今回は、タブレットを傾けて遊ぶボールころがしゲームを作ります。
スプリンギンでは、まずゲームに使うパーツを自分で描きます。
今回は
- 主人公(転がるようになるべく丸く)
- 主人公が取るアイテム
- 壁(L字で作りました)
- 見張りの旗
以上4つのパーツを使ってゲームを作ります。
早速、皆さんにどんどん描いてもらいました。
主人公が取るアイテムは、トマトやイチゴなど皆さんそれぞれが好きな食べ物にしましたよ。
パーツが描けたら、画面に並べていきます。
今回はゲームのシーンと、ゲームをクリアした時に出るシーンを作ります。
ページを2枚作って、それぞれ必要なパーツを並べていきます。
ゲームのシーンにはL字の壁を画面に置いて、四角い囲いを作ります。
主人公のボールと、食べ物を囲いの中に入れます。
囲いの外に見張りの旗を立てておきましょう。
ゲームのシーンには傾きセンサーでパーツが動くようにセットしておきます。
早速、試しにプレイしてみましょう!
やってみると、パーツが全部画面の中を動き回ってしまいました。
そこで、動かしたくないパーツは画面に留まるように「ピン」の絵をタッチして固定しました。
主人公は動かないといけないので、ピンで留めません。
風車のようなマークをタッチしておくと、コロコロと「回転」するようになります。
スプリンギンでは難しいプログラム言語は使いません。
それぞれのパーツに対して「どういう風にして欲しいか」をマークを使って指示していきます。
出来上がったら試しにやってみましょう。
上手く転がるようになったかな?
その後も、主人公が食べ物にタッチしたら食べ物が消えたり、見張りの旗に見張りをさせて、食べ物が消えたらシーンを変えるようにしたり指示をしました。
ひとつひとつの指示が終わったらちゃんと、思い描いた通りに動いてくれるかチェックしました。
さて、上手くいくでしょうか。
大成功!
基本の形が出来たら、あとは自由に作ってみましょう!
少し難しいゲームのシーンを作ってみるのも良いですね。
ゲームシーンを増やすには、真っ白なところから作るのではなく、ゲームのシーンをコピーして作る方が簡単です。
パーツにも既に指示がしてあるので、パーツをコピーして増やしていくだけで新しいゲームシーンが出来上がります。
見張りの旗がシーンを切り替えるときに、作ったシーンを順番につなげば、どんどん新しいステージに進んでいくゲームの完成です!
こんなにたくさんゲームのシーンを作りました!
主人公が迷路に挟まってしまったときに、ゲームをスタートからやり直すようにするにはどうすればいいかな?
主人公が当たったらダメな敵を作るにはどうしたらしいかな?
タッチしたら消える壁を作って、謎解きみたいに出来るかな?
参加者の皆さんから色々なアイデアが出てきます。
みんなで色々考えながら、自分だけのゲームを完成させていきました。
Springin’(スプリンギン)はipadやiphone、Andoroid端末でアプリをダウンロードすればすぐに始められます。
皆さんも色んなゲームやお話を作ってみてくださいね!