プログラムレポート
道具箱作りに挑戦! 講座の様子(2022年7月10日開催)
公開日:2022年07月11日
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しごと・ものづくり講座
7月10日は野沢工務店の大工さんにご協力いただき、本格的な道具箱づくりの講座を開催しました。
今回は、我妻(あがつま)先生と内田(うちだ)先生、加地(かち)先生の3名の大工さんにお越しいただき、道具の使い方やきれいに仕上げるコツなどを丁寧に教えていただきました。
はじめに、「さしがね」を使って、角材に線をひく練習をします。
「さしがね」とは工具の一種で、材木などの長さや直角を測ったり、勾配を出したりするために使います。
カネとは、直角(90度)のことを指し、 直角がどうかを調べる際に大工さん用語で「カネをまく」と言うそうです。
おもしろいですね。
次に釘打ちの練習をします。
金槌の平面を使って、まっすぐに打ちます。
途中で曲がってしまったりとなかなか大変ですね。
いよいよ本番です。
先生に教えてもらいながら道具箱を順番に組み立てます。
釘を打つ場所に鉛筆で印をつけます。
インパクトドライバーを使って、釘が打ちやすいように穴をあけていきます。
途中で曲がってしまわないように、慎重に、まっすぐに穴をあけていきます。
一点に集中し、作業に没頭する姿はかっこいいですね。
釘打ちも真剣そのものです。
熟練の職人さんにコツを教わりながら、丁寧に作ります。
完成まであと少しです。
蓋の取っ手部分のサイズを測り、木材を切ります。
ノコギリも上手に使えました。
仕上げに、紙やすりを使って木材のバリをとります。
お好みでタイルを貼り付けて、世界に一つだけの道具箱にしていきます。
とても素敵な道具箱が完成しました。
家族の方に協力してもらいながら、小学校3年生以上の方は自分の力で道具箱を完成させていました。
素晴らしいですね。
自分の力でやってみよう!作ってみよう!のチャレンジ精神をこれからも大切にしていきたいですね。
貴重な経験をありがとうございました。
次回の開催もおたのしみに。