プログラムレポート
プログラミング教室 ちびっこ親子向け講座の様子(2022年6月28日開催)
公開日:2022年07月02日
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ちびっこプログラム
6月28日は株式会社コサウェルさんにご協力いただき、【ステップアップ講座】プログラミング教室を開講しました。
【ステップアップ講座】とは、未就学児と大人で新しいことにチャレンジしながら「できた!」という感覚を自信にしていくプログラムです。
今回は「初級編」に参加した人が参加できる「中級編」のプログラミング教室です。
▼前回の初級編の様子は、こちらのレポートをご覧ください。
「初級編」では、レゴ®WeDo2.0を使って、設計図に沿ってロボットを組み立てるところから始めました。
設計図に従って組み立てることで、形や向きをしっかり確認することや、組み立てる「順番」の大切さ、動く仕組みも学べましたね。
「中級編」ではロボットが既に組み立てられています。
今回はまず、中級編で使う「センサー」を取り付けます。
アームを取り付ける土台をつけます。
アームの先に「センサー」を取り付けて、「スマートハブ」にコードをつなぎました。
初級編のおさらい
センサーを使ったプログラムをする前に、「初級編」のおさらいをしました。
「光らせる」「音を出す」「走らせる」の3つのプログラムを作ってみます。
好きな時間だけ光らせることも、もうできます。
音だって、色々な音を連続して出せるようになりましたね。
モーターを動かす時間を自分で決めて、進めたり、バックさせたりも出来ます。
センサーを使いこなそう!
3つのプログラムを作ることが出来たら、いよいよ「中級編」のスタートです。
今日使うセンサーは「赤外線センサー」という「センサー」です。
赤外線を常に出していて、物に当たって跳ね返ってきた赤外線を受け取ることで、物とどのくらい離れているかを測ります。
タブレットを見てみると、センサーの絵の横に、数字が書いてありました。
物が近ければ近いほど、数字が小さくなっていくのをみんなで確かめました。
この「赤外線センサー」は感じ取ったこと(物との距離)を数値にして「スマートハブ」に送ります。
そして「スマートハブ」から「モーター」に指示を送るプログラムを作ります。
早速、センサーが物に近づいたらモーターを止めてぶつからないようにするプログラムを作ってみましょう。
モーターを動かすプログラムの後に「いつまで」を決める砂時計のブロックをつなげます。
砂時計のブロックの下に、センサーの絵のブロックをつなげます。
これで、「センサーから送られてくる数値が変わるまで、モーターを回します」というプログラムになります。
この後ろに「モーターを止める」プログラムをつければ、センサーの数値の変化に合わせて、モーターが止まるプログラムが完成します。
時間で止めるのではなく、センサーの感じ取る数値をきっかけに、モーターを止めてみようというわけです。
プログラミング出来たら、試してみましょう。
センサーの向きや、ロボットの進む向きがちゃんとしていないと、上手くいきません。
何度も繰り返しながらロボットが思った通りに動くように調節をします。
上手く止まるようにプログラミング出来たら、今回のミッションの始まりです。
無人島から人を助けよう!
レゴの無人島にたくさん人が取り残されています。
島に助けに行きたいのですが、島の周りにはサメやワニがいて、助けに行くことが出来ません。
そこで、ロボットを使って助けに行こう!というわけです。
まず、ロボットが島に向かってまっすぐ走っていくようにプログラミングします。
そして、島に近づいたら動きを止めて、島を見つけてことを音を出して先生に知らせます。
プログラムを作れたら、ミッションにチャレンジ!
島に向かってまっすぐ進むので、スタートの位置は重要ですね。
しっかり狙っていきましょう。
上手くいくでしょうか。
ちゃんと、島の手前で止まって、音が鳴りましたね!
音でお知らせしてくれたロボットには、先生が人を乗せてくれます。
人を乗せてもらったら、バックするプログラムを使って、手元まで戻しましょう。
みんなでどんどん島の人を助けだしました。
先生も大忙し。
そしてとうとう、島から全員助けることが出来ました!
ミッション大成功!みんな頑張りました!
ロボットも大活躍でしたね!
残った時間で自分の好きなようにプログラムをして遊びました。
こんなに長いプログラムも作れますよ!
またの開催をお楽しみに!