プログラムレポート
ま・あ・る×みほしるべ 松博士になろう! 館外講座の様子(2022年3月29日開催)
公開日:2022年03月29日
-
しごと・ものづくり講座
3月29日は静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」と一緒に、松の魅力に触れながら、ものづくりを楽しむ講座を開催しました。
静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」と「ま・あ・る」が連携した講座は今回がはじめてとなります。
樹木医及び松保護士資格を持つ、みほしるべ職員の山田祐記子さんに「みほしるべ」のお仕事や松の魅力について教えていただきます。
山田さんは、「みほしるべ」で、「松を守る仕事」や「松を紹介する仕事」をしています。
今回の「ま・あ・る」との連携講座についても小学生親子を対象に、松のことを楽しく学べる企画をご用意いただきました。
三保の松の99%はクロマツだそうで、1本の木に雄花と雌花両方が咲く「雌雄同株」なんだそうです。
クロマツは、アカマツに比べて葉が硬く、樹皮がゴツゴツしていることから「雄松」と呼ばれているそうです。
松は日本の文化を象徴する樹であり、お正月に家の門に飾る「門松」には神を出迎えるという意味がありますね。
松の木=日本、とイメージしがちですが、海外でも、松の木は多く存在していて、世界に約120種類の松があるそうです。
知らない世界がまだまだありますね。
その他、海の近くに松が多い理由や、「マツ材線虫病」に関する事も教えていただきました。
最終的に、松は私たちの生活を守ってくれている存在だと気が付きましたね。
とても興味深いお話しが聴けたところで、後半はま・あ・るスタッフのこっちゃんによる、松ぼっくりのオリジナルオーナメントづくりを行いました。
はじめに、くじ引きで好きなパーツを選んでもらいます。
メインパーツは3個、サブパーツは10個選んでもらいました。
パーツ選びの時間はとても楽しいですね。
選んだパーツを確認しながら、どんな作品にしようか配置を考えます。
グルーガンを使って、パーツを松ぼっくりへつけていきます。
グルーガンの使い方についてもこっちゃんから学びます。
松ぼっくりにグルーをつけて、好きなパーツを好きな場所へ付けていきます。
どんな仕上がりになるか楽しみですね。
完成しました。
とても素敵なオーナメントが出来上がりました。
「みほしるべ」では企画展も数多く行っています。
是非ご家族で遊びにいらしてくださいね。
今回は貴重な体験をありがとうございました。