プログラムレポート
『ま・あ・る』×『CCC』特別講座 CCCで体験!マイ文具づくり 館外講座の様子(2022年3月24日~26日開催)
公開日:2022年03月26日
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しごと・ものづくり講座
3月26日から26日の3日間、『ま・あ・る』×『CCC』特別講座として、CCCでハーバリウムのペン立てとボールペンづくりの講座を開催しました。
講師は『ま・あ・る』のハーバリウム講座でも大人気の、たかばたけあや先生です。
午前の部は小学3年生から中学生を対象に、午後の部は小学1年生から小学2年生までの親子講座として開催しました。
まず、あや先生から「ハーバリウム」について教えていただきました。
「ハーバリウム」とは植物標本のことで、もともとは研究のために植物を乾燥させた標本の集積を表します。
今回は、進化系『固まるハーバリウム』、フルードゥグラスを用いたペン立てとボールペンづくりを行いました。
フルードゥグラスの意味は、「氷の花」で、透明感が非常に美しい固まるフラワーハーバリウムの技法をさします。
ハーバリウムを作ったことがある方も無い方も、どんなハーバリウムになるのか楽しみですね。
最初に、じゃんけん大会で勝った方からボールペンを選んでいただきました。
たくさんの色があって悩みますね。
その次に、ボールペンとペン立てに入れる、プリザーブドフラワーを選んでいきます。
今回のために、全て本物のお花をご用意いただきました。
贅沢ですね。
色も形も様々で、こちらもまた選ぶ楽しみが多くて良いですね。
好きなお花を選ぶことが出来たら、ペン立ての容器にお花を入れていきました。
カラフルできれいなお花がたくさんです。
お花の向きにも気をつけながらピンセットを使って入れていきます。
次に、混合樹脂を作ります。
主剤1に対して硬化剤1の比率で、液を混ぜ合わせていきます。
カップの側面に沿って、スプーンを使い、一定の速さで混ぜていきます。
素早く混ぜると空気が入ってしまいます。
逆に、混ぜ方が弱いと固まりずらくなり、ツヤが出なくなってしまうそうです。
若干、液がとろ~としてくるのが分かります。
その混合液を、容器にゆっくりと流し入れます。
乾燥機に20分程入れて乾燥させます。
次に、ボールペン作りを行います。
スポイトを使って、同じ液を入れながら、お花を竹串を使って入れていきます。
限られたスペースですが、お花を好きな大きさにカットしたり、ビーズを使ってデザインしました。
材料を入れては、ハーバリウムオイルを入れていきます。
何層にも同じ工程を繰り返すことでイメージ通りの仕上がりになります。
こちらも乾燥機に入れて乾かしていきます。
お花にオイルが吸収され、さらに透明感が増しましたね。
全体的にとてもキラキラしています。
どの作品も非常に美しいです。
時間をかけて丁寧に作ったおかげで、納得のいくボールペンとペン立てを全員作ることが出来ました。
替え芯を交換すれば、一生使えるボールペンになります。
是非、大切に使ってくださいね。