プログラムレポート
スプリンギンを楽しもう! 講座の様子(2022年1月30日開催)
公開日:2022年01月31日
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しごと・ものづくり講座
1月30日は株式会社データファームの勝又孝幸先生と勝又啓太先生にご協力いただいて、Springin’(スプリンギン)の講座を開催しました。
勝又孝幸先生は普段、会社のホームページを作ったり、会社の中が便利になる仕組みを作ったりしています。
勝又啓太先生はSpringin’の「FUKUOKA Creators Award2020」でサウンド賞を受賞しています。
最初に先生から、今日の目的についてお話がありました。
Springin’が初めての参加者もいますが、今日はとにかくSpringin’のことを「知ること」「やってみること」「楽しむこと」を目的に講座を進めます。
やってみて、間違ってみることも大切なことだと先生が仰っていました。
まず、今日作るゲームの見本をみんなでやってみました。
「地面の上にいるボールを、画面下の矢印で操作して、星を取る」ゲームです。
初めに、Springin’のそれぞれの画面の役割を教わりました。
Springin’には大きく分けて、「色々なパーツを作る画面」と「出来上がったパーツを並べてシーンを作る画面」があります。
みんなで操作を教わりながら、ボールや地面、星などのパーツを作っていきました。
矢印やジャンプボタンなどのパーツも出来上がったら、パーツを並べます。
しかし、ただパーツを並べるだけではゲームは出来上がりません。
並べたパーツを画面に固定したり、パーツをタッチした時に他のパーツを動かすようにしたりするためにパーツに「属性」をつけていきます。
パーツをタッチして、アイコンで描かれた「属性」を与えることでプログラムを作っていくのがSpringin’の特徴です。
それぞれの「属性」にどういう意味があって、何が起こるのかを理解することで、色々なゲームを作ることが出来るんですね。
啓太先生も一つ面白くするコツを教えてくれました。
画面の中に重力を作ったり、タブレットを傾けるとパーツが動くようにしたりも出来ます。
それぞれのパーツに「属性」をつけると、あっという間に見本のゲームと同じゲームが出来上がりました。
「属性」の中には「録音した音を鳴らす」というのもあります。
星を取ったときに音が鳴るようにしたり、ボタンをタッチした時に声が出るようにしたりと、プログラムを追加しました。
そのあとは、地面や星を増やしたり、ボールが当たってしまうとボールのほうが消えてしまう「敵」を追加したりと、参加者それぞれで色々な改造をして自分だけのゲームを作りました。
動かせるキャラクターを増やしてみたり、自分が操作するキャラクターがぶつかると弾き飛ばす敵を作ったりと色々な工夫をしてゲームをより面白くしていました。
「こうしてみたらどうなるかな?」「こうするにはどうしたら良いだろう?」色々なひらめきをすぐにテストできるのもSpringin’の楽しいところですね。
最後に啓太先生が作ったゲームを紹介してもらいました。
「フライングマン」というゲームです。
芋を食べてパワーメーターをためて、おならで大きくジャンプをしてクリアしていくゲームです。
キャラクターがタッチした芋を消すようにしたり、それに合わせてパワーメーターが増えていくように表示したりと色々な工夫がしてありました。
BGMも全部声で作っていました。凄いですね!
Springin’はiPhoneやiPad、Android端末で作ったり、遊んだりすることが出来ます。
啓太先生の「フライングマン」以外にも世界中の人がSpringin’で作ったゲームをダウンロードして遊ぶことが出来ます。
皆さんも、Springin’の「属性」を理解して、色々試しながらゲームを作ってみてくださいね!