プログラムレポート
オリジナルの短歌をつくろう プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2021年12月25日開催)
公開日:2021年12月26日
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こどもバザール
12月25日は、「NPO法人 Cafe de 寺子屋」の熊谷咲良先生と、サポートとして田畑美帆先生にご協力いただき、オリジナルの短歌を作るおしごとに挑戦しました。
まずは先生から短歌の歴史について教えていただきました。
短歌は1250年くらい前に発生した和歌が変化したものの一つで、五七五七七の31音で表現をする作品です。
「ちゃ」「ちゅ」「ちょ」のような拗音は1音として数えたり、「っ」や「ー」も1音として数えたりします。
「ちょうちょ」は3音、「サッカーボール」は7音になります。と先生が教えてくださいました。
今回は短歌を作るにあたって「ありがとう」の5音を必ず入れる、「感謝の気持ちを伝える短歌」を作りました。
ワークシートに沿って、「誰に対して」「どんな事に対して」感謝の気持ちを伝えるかまとめます。
妹や家族、お母さんや担任の先生など身近な人だけでなく、サンタクロース、来年の干支の寅やお正月など参加者ごとに色々な感謝の気持ちを表したい人、物、事がありました。
考えをまとめたり、短歌の形にするのが難しい時は先生が一緒に考えてくれました。
実際に誰に対してどういう「ありがとう」を伝えるか書き出してみることで、短歌の内容がぐっと具体的になって、読んだ人にもわかりやすい短歌になるようにまとめられました。
短歌が出来たら、色紙を選びました。色紙を選ぶ時も、気持ちを伝えたい人のことを考えながら選びました。
色紙を選んだら、作った短歌を先生に書いてもらいました。
先生に自分の考えた短歌を書いてもらったら、色鉛筆を使って色紙に飾り付けをしました。
感謝の気持ちが伝わる素敵な色紙が出来上がりましたね!
みなさんも感謝の気持ちだけじゃなく、日常の中で感じたことで沢山短歌を作ってみましょう。