プログラムレポート
MESHで街づくり 講座の様子(2021年11月14日開催)
公開日:2021年11月20日
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しごと・ものづくり講座
11月14日は常葉大学教育学部三井一希研究室の皆さんにご協力いただき、MESH(メッシュ)を使ったプログラムの講座を開催しました。
皆さんはMESHという道具を知っていますか?
MESHとはスイッチやLEDライト、4種類のセンサーとその他の機械とつなぐ合計7つのワイヤレスブロックのセットです。
iPadの中でブロック同士をつなげることで、色々な機能を持った便利な道具が出来上がります。
まず初めに先生からの質問です。
「プログラムってどんなところに使われている?」
自動ドア、自動販売機、エスカレーターにゲーム機。
色々な意見が出ました。
では「プログラミング」って何でしょう?
プログラミングとはコンピュータにさせたいことを順番に書くことです。
MESHブロックはiPadのMESHアプリを使って、画面の中でブロックを紐でつなぐことで簡単にプログラミングが出来ます。
まずはスイッチとLEDライトを使って実験をします。
「スイッチを押したらLEDが光る」プログラムを作りました。
あっという間にできてしまいました。
チャレンジしてみよう!
今度は、お店で使う場面を想像して、プリントに沿って10のステップにチャレンジしました。
お客さんがスイッチを押したらお店の奥でLEDが光ってお知らせするようにしよう。
LEDの色を変えてみよう、点滅させてみよう。
ちょっと離れたところからでもきちんと動くか確認しました。
いたずらされたら困るから、お客さんがセンサーの前に立ってスイッチを押している時だけ光らせよう。
どんどんプログラムの難易度が上がっていきます。
グループで相談しながら、一緒に考えながら頑張りました。
プリントにチャレンジするのが終わったら、休憩時間です。
休憩するのも大事ですからね。
身近な問題を解決するプログラム
さて後半戦は、MESHの色々なセンサーやスイッチ、LEDを使って身近な問題を解決できるプログラム作りにチャレンジです。
ワークシートを使って、どんなプログラムを作るか、どういうときに使うか、どんな便利なことがあるかなど、グループごとに皆さん話し合って考えをまとめました。
先生も寄り添いながらアドバイスをしてくださいました。
それぞれのグループで様々な意見が出ました。
意見がまとまったら、それらをどうやってMESHを使った仕組みにするか考えます。
「暗くなってから使うから明るさセンサーを使おう」
「ポイ捨ての振動を動きセンサーを使って調べよう」
「温湿度センサーを使えば、体温計が出来るのでは?」
「動きセンサーをドアや窓につけておけば開け閉めの時に反応するのでは?」
色々な発想で実験をしたり、プログラムをしたり、工夫をしました。
温湿度センサーは体温では温度が変化しずらいので、握りしめて変化する様子を確認しました。
さて、上手くプログラムが出来たかな?
発表会!
それぞれのグループで街で役立つプログラムが出来たら、発表会をしました。
自分たちのプログラムをみんなに見てもらいながら、どんなプログラムか発表をしました。
どんなプログラムか、どういうときに使うか、工夫したところはどこか、それぞれのグループで発表をしました。
表彰式!
発表が終わったら、先生が各グループに表彰をしてくださいましいた。
- 便利で賞
- 工夫したで賞
- 環境にいいで賞
- 笑顔になるで賞
出来上がったプログラムで立派な賞がもらえました。
MESHを使えばさらに役立つプログラムが出来そうですね!
みんなも色々と考えてみましょう!