プログラムレポート
こども店長研修 起業体験プログラム〜みんなで「つくる」会社を考えよう〜:バザール日記(2021年10月17日開催)
公開日:2021年10月18日
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こどもバザール
10月17日は静岡商工会議所青年部 ビジネス交流委員会の皆様のご協力で、こども店長向け起業体験を行いました。
午前の回は「なんでもホール」、午後の回は「わくわくアトリエ」で開催をしました。
会社経営をされている先生方から、お店の運営について学びます。
会社(お店)を経営するうえで、どのようなビジョンが掲げられているのでしょうか。
ビジョンとは「実現したい未来」のことです。
または、みんなが共通で認識する「行き先」のことです。
進むべき方向がしっかりと示されてさえいれば、組織は柔軟に変化し企業はどんどん発展していくことができますね。
みんながよく知っている身近な会社を例にそれぞれの約束事(ミッション、グローバルビジョン)を見ていきます。
あらゆる企業で約束事(ミッション、グローバルビジョン)が設定されていると理解することができました。
次に先生方の会社運営についてもお話ししていただきました。
約束事がベースにあり、それに向けた目標を定め、細かく行動を決めているようです。
先生方のお話しをうけ、こども店長のみんなには「お花屋さんを創める」設定で、以下の3つのことを順番に考えてもらいました。
- 約束事
- 目標
- 行動
午後の回のみ、お花屋さんの条件を以下のように設定しました。
お店のスペースはこどもバザール内のプラバンやさん程の広さ、営業日は日曜日のみ、営業時間は10時から16時となります。
もし自分がお花屋さんを経営するとしたら・・・、色々考えていきます。
先生方にアドバイスもいただきます。
一人ひとりが立てた約束事、目標、行動について発表をしてもらいました。
約束事について
- お客さんが想像する以上の花と幸せを届ける
- たくさんのお客さんに合ったお花を提供する
- 美しい花を届け笑顔に変える
- 笑顔を与えて静岡を元気にする! 等
壮大な約束事も魅力的ですね。
約束事に対しての目標
- リピーターを1日1人ずつ増やす
- 1日に10人以上に買ってもらい、喜んでもらう
- お客さんの目的に必ず合うお花を提供する
- 1日に10人の笑顔をゲットする 等
数字に絡めて設定しました。
目標を達成する為の行動
- お花の特徴を掲示する
- 花言葉を把握する
- また来てもらえるように笑顔で接客をする
- お花の状態を新鮮に保つ
- 親切で丁寧な接客を心掛ける 等
お客さん第一に考えてくれた方がほとんどでしたね。
後半は、33期のお店(自分が担当するお店)に置き換えて約束事、目標、行動を考えていきました。
仲間の店長と一緒にたてた目標含めて、今回のプログラムで追加したい内容も盛り込んでみました。
- たくさんの人に喜んでもらいたい
- ちびっこさんや小学生みんなに楽しんでもらいたい
- みんなに笑顔になってもらいたい
どの店長さんも最終的には、みんなが幸せに感じるまち運営を目指していると感じました。
今回の研修で学んだことを、11月6日からのこどもバザール運営に活かしていきましょう!
楽しみにしています。
先生の皆様、貴重な機会をありがとうございました。