プログラムレポート
宇宙ハーバリウム作り 講座の様子(2021年9月4日開催)
公開日:2021年09月05日
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しごと・ものづくり講座
9月4日は「flower&craft わすれなぐさ」の杉野拓子先生にお越しいただき、宇宙ハーバリウムを作る講座を開催しました。
「宇宙ハーバリウム」とは、植物標本の「ハーバリウム」をもとに、先生が発想を得て生まれた「自分だけの星空」を閉じ込めた作品です。
先生のお友達から、「星とか宇宙みたいなハーバリウムはできないの?」というリクエストから、始まりました。
身の回りのもので色々試したり、色々なお店で材料を探したり、試行錯誤を繰り返して出来上がりました。
難しいことでも、やってみようという気持ちが大切だと先生がおっしゃっていました。
今回も先生が台形の台紙やキラキラのシールを用意してくださいました。
まず初めに、台紙2つをつなげます。上手につなげることで、瓶に入れたときにきれいに入るようになります。
そして、台紙に描く星空をデザインします。
先生が用意してくださった、黄道十二星座の一覧を見たり、自分のイニシャルをモチーフにしたりしながら、星空をデザインします。
デザインが終わったら、その絵をもとに台紙にシールや細いテープを貼っていきます。
出来上がったら、台紙を瓶の中に入れて、底部分の台紙も入れます。
一度小さく丸めてから、瓶に入れて、広げるようにします。
パーツが全部入ったら、オイルを入れていきます。
オイルを半分くらいまで入れて見てみると、オイルの入っているところと入っていないところとで見え方が違うことに気が付くでしょうか?
これは今回使ったオイルと瓶の素材であるガラスの「光の屈折率」が近いために起こる現象です。
中に入れたパーツとガラスの瓶の間をオイルで満たすことによって、光が邪魔されることなく反射して見えるようになるそうです。
瓶の上までオイルを入れて蓋を閉じれば完成です。
オイルを入れたことによって、パーツの中の輝きが一層キラキラして見えますね。
是非おうちに飾ってくださいね。