プログラムレポート
デッサンの基礎を習得 影のつけ方を学び、絵描きへの第一歩を踏み出そう 講座の様子(2021年8月23日開催)
公開日:2021年08月24日
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しごと・ものづくり講座
8月23日の午後はイラストレーターのおおいしももこ先生のご協力で、中高生向けにデッサン講座を開催しました。
今回も前回に引き続き、満席での開催となりました。
まずデッサンの基本を学びます。
- 形をとらえる
- 陰影をとらえる
これが重要なポイントになるとのことです。
早速、「陰影をとらえる」練習をします。
1から6まで色の濃淡を表現していきました。
色の強弱を6段階でつけていきます。
また、「練り消し」を使用することで光を表現することができるそうです。
色の強弱を習得したところで、「立方体」と「球体」に影をつけていきます。
先生の見本を参考にしながら、立方体と球体に一方向から光を当てた場合で陰影を表現していきました。
線も一方向だけでなく、形に合わせて線を重ねていくことで、よりリアルさを表現することができます。
立方体の場合は平行線を縦横で描き、球体の場合は曲線を用いると形に合わせた陰影を表現することができるそうです。
先生と同じ鉛筆を使用している方もいました。
「練り消し」も上手に使っていきます。
平面のデザインがみるみるうちに立体かつリアルな形で表れます。
コップの絵には、光の向きを自分で設定しながら影を描いていきました。
最後に、一点透視図法についても教えていただきました。
MAARUの文字に一点透視図法を加えていきます。
アルファベットへの影も直線だけでなく、曲線を使用したほうが良いものもあります。
「デッサン」は絵を描くうえで「基本」となります。
ももこ先生がおっしゃるように、形をよく見て、とらえることが大切ですね。
皆さん、1時間30分集中していました。