プログラムレポート
心理カウンセラーのおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2021年8月17日開催)
公開日:2021年08月19日
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こどもバザール
8月17日は、竹内まゆ先生のご協力で「心理カウンセラーのおしごと」を開催しました。
まず、心理カウンセラーのおしごとについて教えていただきました。
竹内先生は中学校で心理カウンセラーとしてお仕事をされています。
「心理学」は、人間の行動と心の動きを研究する学問です。
心理カウンセラーは「人の心を扱うお仕事」で、悩みがあった場合に「身の回りに相談できる人がいない」、「相談してもなかなか解決できない」人が心理カウンセラーに相談に来ます。
相談者であるクライアントとの信頼関係を築くことが大事で、クライアントからの相談に対して心理カウンセラーは、ただやり方を教える・答えるではなく、自分で気づいてもらうための提案をすることが大切です、と教えてくれました。
悩みの相談で多いのがやはり人間関係だそうです。
自分自身がどんなタイプなのかをシチュエーションに応じたテーマで考えてみました。
「相手からプレゼントしてもらう場合は、自分の欲しいものだけがいい?」
または、「どんなプレゼントでも自分のために考えてくれたものだから何でも嬉しい?」
皆さんはどちらのタイプでしょうか。
定食屋さんで食事をしようとした時に「醤油とソースの見分けがつかない場合、あなたならどうする?」
同じ意見もあれば、異なる意見もあります。
気にするポイントや行動は人によって異なりますね。
これについては良いも悪いも決してありません。
「自分の意見とは異なるな」と理解するだけで心に余裕が生まれます。
短所と捉えがちな性格や行動について、みんなで「良い面」を考えてみました。
- 「のんびりしすぎ」は「落ち着きがある・丁寧」
- 「すぐあきらめる」は「切り替えが早い・柔軟性がある」
- 「わすれっぽい」は「嫌なところを引きずらない」
考え方によって色々な見方ができますね。
違いがあるからこそ、意見も食い違って面白いことは多々あります。
自分の個性を大事にすることで仲間や周囲の個性も認めることができ、人間関係も良好にすることができますね。
色々な気付きをありがとうございました。