プログラムレポート
ジャボチカバを知ろう 珍しい南国の果実に触れて、摘み取り体験をしよう 館外講座の様子(2021年8月14日開催)
公開日:2021年08月16日
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しごと・ものづくり講座
8月14日は静岡市駿河区丸子にある西川農園にて、西川宜成先生のご協力でジャボチカバに関する講座を開催しました。
ジャボチカバは南アメリカ原産のフトモモ科に属する熱帯果樹です。
主な原産国はブラジルとボリビアだそうです。
西川農園さんのジャボチカバの大半はボリビア原産とのことで、濃い紫色の実が幹にびっしりとついているのが分かります。
見てお分かりのように、枝先ではなく幹や太い枝に直接花を咲かせ実になります。
ジャボチカバを観察しながら、特徴についてさらに細かく教えていただきました。
ジャボチカバは生長がゆっくりな常緑樹のため、高さも3メートルから10メートルまでしか伸びないとのことです。
西川農園さんのジャボチカバは3~5メートル程の木がほとんどですが、樹齢20~30年程だそうです。
最後にお待ちかねの摘み取り体験をしてもらいました。
西川農園さんのジャボチカバは無農薬です。
安心して食べることができますね。
アブラムシや他の虫が実をかじっている場合がありますが、安全の証ですね。
実をひねりながら引っ張ると簡単に採れますね。
大きくて熟した実が食べごろです。
カップいっぱいに実を摘んでくれました。
今回はジャボチカバを練り込んだビスコッティのお土産も頂きました。
フレッシュなジャボチカバと加工されたものとで食べ比べが出来ますね。
ジャボチカバは鮮度を保つことが難しいため流通量も少ないフルーツです。
今回お持ち帰り頂きましたジャボチカバは食べた後、種をすぐにまいて育てると、7~8年で実をつけるまでに育つようです。
是非チャレンジしてみてくださいね。