プログラムレポート
歯科医師のおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2020年12月25日開催)
公開日:2020年12月25日
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こどもバザール
12月25日は静岡市健康づくり推進課 小畑充彦先生のご協力で「歯科医師のおしごと」を開催していただきました。
まず、小畑先生からの質問です。
「虫歯になったことがある人はいますか。」の質問に対して、「虫歯になったことがありません」と今回参加してくれた全員が立派に答えてくれました。
素晴らしいですね。
では「どうして虫歯ができるのでしょう」と先生から質問を受け、「歯磨きを忘れてしまうとかな」・「甘いものを食べるとなりやすいのかな」など発表してくれました。
虫歯は感染症ですので、それらを減らす方法として、
- 歯磨き
- フロス
- 感染コントロール
があげられます。
お菓子や甘い飲料水にはお砂糖がたっぷり含まれます。
それらを摂取して放置しておくとびっしりと汚れがまとわりついてしまいます。
危険ですね。
その為、お口の中や歯の隅々まで清潔にしておくことで歯は強くなります。
静岡市の中学1年生(12歳)の83%はむし歯がないとのことです。
一人当たりで計算すると0.3本/人で県平均の0.5本/人、全国平均の0.7本/人と比較しても優秀です。
ちなみに虫歯の数え方は、一度でも虫歯になると治療済みであっても「1」とカウントされてしまいます。
最後に模型を使った抜歯体験を行いました。
器具の持ち方や、抜歯の際の注意点などを教えてもらいながら全員に挑戦してもらいました。
実際には、患者さんの向きとは反対方向に立って、歯科医師は治療をするため慣れるまで大変です。
経験したことのない動きに戸惑いますね。
歯は一生大切にしていきたいですし、健康寿命を延ばすためにも大事ですね。
小さいころから歯磨きや定期健診など習慣化させることが理想的です。
次回開催も愉しみにしていて下さいね。