プログラムレポート
夏休みプロジェクト 書道をやってみよう! 講座の様子(2020年8月2日開催)
公開日:2020年08月03日
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しごと・ものづくり講座
8月2日は夏休みの宿題を応援する講座「書道をやってみよう!」が行われました。
まだ学校で書道をやったことのない学年の子も参加してくれました。教えてくれたのはま・あ・るスタッフのふみちゃんです。
まずは、書く時の姿勢や筆の持ち方を教わりました。おへその前に半紙の中心を合わせて背筋を伸ばして座ります。
次に筆の持ち方。鉛筆を持ち慣れているとずいぶん太く感じる書道用の筆ですが、正しい持ち方を教わった後は上手に持てていました。
続いて、字を書く前に筆使いの練習です。波線を書いたり、くるくるうずまきを書いたりして筆に慣れていきます。
同じ課題でもそれぞれの子の書く線にはしっかり個性がでていました。
まっすぐの横線と縦線を書くときの基本になる「点」もたくさん練習しました。
そしていよいよお手本を見て文字を書くことに挑戦します。
みんな真剣な表情で課題に取り組んでくれていました。
低学年はひらがなだけの予定でしたが、本人の希望で漢字に挑戦した子もいました。
何枚も書くにつれて文字の太さや大きさをそろえてバランスよく書くことも大事だということがわかったようでした。
後半は先生の用意してくれた自分の名前のお手本を見て練習しました。細筆は力を入れすぎると太くなってしまうのですが、こちらも何度か書くうちに細く書けるようになっていました。
最後には一人一作品、かっこよく書けたものに名前を入れて完成しました。
学校での課題が出ていない場合は、なにを書くかは決まっていなかったので、好きな言葉や文字を書きました。「世界」「こん虫」「雲」などなど。
好きな字が完成してとても嬉しそうな表情でした。
書道がはじめての子も経験者も「楽しかった!」「もっとやりたかった!」と言って帰っていただけました。
習字はやればやるほど上手になります。残りの夏休みの間に家でもぜひ一度やってみてくださいね。