プログラムレポート
興津川で鮎の放流体験~鮎の塩焼きを食べたり、興津川の生き物観察をしよう! 館外講座の様子(2025年6月1日開催)
公開日:2025年06月02日
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しごと・ものづくり講座
6月1日は、興津川漁協の皆様にご協力いただき、鮎の放流や生き物観察の体験を行いました。
場所は、両河内小中学校付近の興津川です。
当日はお天気にも恵まれ、川遊びにも最適な気候でした。
先生は、小林先生、花井先生、深沢先生、種石先生の4名です。
はじめに、小林先生から興津川漁協でのお仕事内容についてお話ししていただきました。
漁港のおしごとは大きく分けて7つあります。
- 鮎の養殖、育成、放流
- 漁場の清掃、整備
- 釣り人へ情報発信
- 遊漁券の販売
- 監視
- イベントの開催
- 漁業組合資格の勉強会の実施
私たちの生活に欠かせない河川を守り、育むお仕事内容は多岐にわたってあるということを理解することが出来ました。
今回皆さんには、興津川漁協のお仕事の一つでもあります「鮎の放流」にチャレンジしていただきます。ライフジャケットを着用し、準備万全です。
バケツに鮎の稚魚を入れて、興津川へ放流します。
とても丁寧に行っていましたよ。
皆さんとても嬉しそうです。
無事に、約300匹の鮎の稚魚を放流することが出来ました。
続いて、花井先生による、生き物観察です。
興津川には40種類以上の生き物が生息しています。
川で生き物が生息できる環境は、水質が良好で、適切な餌があり、本流、支流、用水路などの移動経路があることが重要なんだそうです。
興津川にはそれらの条件が備わっているため、多くの生き物が生息できているのですね。
花井先生がいくつかの生き物を紹介してくれましたよ。
アブラハヤ、オイカワ、カワムツ、カマツカ、ニシジマドジョウ、ヌマエビ、アカハライモリなどたくさん紹介してくださいました。
みんなも捕まえることができるかな。
楽しみですね。
家族で協力しながら、石の裏をのぞいてみたり、囲いを作ったりと工夫しながら楽しんでいました。
「おたまじゃくしを見つけたよ!」「かえるもいたよ!」「花井先生、これはなんて言う名前の生き物かな?」「エビとカニの両方を捕まえることができたよ!」皆さん大興奮です。
50分間ほど川遊びを楽しみました。
最後は、鮎の塩焼きをみんなで食します。
小林先生と深沢先生が、前日から準備をし、頭からしっぽまで美味しく食べることができるように焼いてくださいました。
「美味しい!」「頭もカリカリで、おせんべいみたい!」「はじめて食べた♪」「美味しいからもっと食べたい!」皆さん、あまりの美味しさに笑顔が止まりません。
興津川漁協の皆さん、大変貴重な体験をありがとうございました。
次回の開催もお楽しみに。