プログラムレポート


富士市立富士見台小学校の団体利用の様子(2024年10月26日開催)

11月26日は、富士市立富士見台小学校の職業講話がありました。

 

今日は安池林業の安池さんが林業についての講話をしてくださいました。

最初に、「先生じゃなくて、BOBA(ボバ)さんって呼んでね」とこどもたちに元気に呼びかけてくれました。

ボバさんは子供たちのために絵本を書いたそうです。

「え~そうなの~?!すごい!」と、こどもたち。

ボバさんが、林業もやりながら、絵本作家もやってるし、YouTuberもやっているというのを聞いて、「すごい3投流だ~!!大谷選手よりすごい!!」という声も聞こえてきました。ボバさんは山での以外にもいろいろな仕事をしているそうです。

学校で勉強しているというSDGsについてもお話を聞きました。「ボバさんの仕事はSDGsの何番の目標に当てはまると思う?」という質問に「13番!」と即座に答えてくれました。13番は「気候変動に具体的な対策を」でしたね、すごい!

「もちろんそれも当てはまるけど、17番も大事にしているんだよ」と先生が言うと、「17番はパートナ-シップだったよね?!」という声がこどもたちから聞こえたので、ボバさんもびっくりしていました。17番は「パートナーシップで目標を達成しよう」です。

ボバさんはSDGs宣言をしているそうで、仕事をするときに、そのほかにも大事にしている目標がたくさんあるそうです。

「仕事っていうのはね、自分のファンを作ることなんだよ。たくさんの人から求められたらうれしいよね!そのためには何を相手が求めているか常に考えることが必要だよ」と教えてくださいました。

山での仕事の様子は写真で見せてもらいました。切り落とした木材に安池林業が切ったというのがわかるように木にしるしをするそうです。

普段使っている木にしるしをつける道具を見せてくださいました。ボバさんは、安池林業の4代目で、初代の頃から同じしるしを木につけているそうです。

ボバさんのしるしをノートに押してもらえる時間があり、ボバさんのしるしを求めて行列ができました!

会場に並べられているボバさんの作品をみんなでみる時間もありました。「さわってもいいよ~」と言われてみなさんとても楽しそうでした。

「これ、買って帰りたい~」という声も聞こえました。

たくさんの木っ端もじっくり観察したり、匂いをかいでみました。

ボバさんがハートの形にしてくれた木を一人一人にプレゼントしてくれました。紙やすりを使って、荒削りなハートを滑らかにしていきます。

 

やすりがけの時間はあまりとれなかったので、家に帰ってからもぜ磨いてみてくださいね。

もうひとつ、当日の朝、山でひのきの木を削ってきてくれたものもプレゼントしてくれました。

「ん~~さわやかなにおいがする!!」「もっとほしい!」と大喜びでした。

削りたての香りの強い木の削りかすの匂いをかぐことはなかなかないので、貴重な体験でした。さわってみるとまだ木の水分が残っていてしっとりしていました。

お話を聞きながら、レポートもたくさんかけました。

ボバさん、林業のおしごとやその他いろんなおしごとやしごとの楽しみ方、SDGsについて教えてくださり、ありがとうございました。

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